週刊「エネルギーと環境」記事見出速報 毎週木曜日発行

週刊エネルギーと環境・最新号見出速報


今週の見出し

週刊「エネルギーと環境」2770/2024/4.18
今週号8ページ


第1レポート>新法成立、自然共生サイト等認定拡大へ官民連携強化

 環境省が国会提出した「地域における生物多様性の増進のための
活動促進法」が成立した。同省は1年以内の施行に向けて基本方針
の策定や政省令等整備を進めるとともに、官民連携してさらなる自
然共生サイトの認定拡大を目指す。また「ネイチャーポジティブ経
済移行戦略」を踏まえ関係4省が企業支援に取り組む。


第2レポート>ブルーカーボン吸収量を国連報告、保全・拡大に弾み

 海草や藻、マングローブなど海の生態系に吸収・蓄積されている
CO2である「ブルーカーボン」の量を算定し、温暖化対策に活か
そうという取り組みが、日本でも官民で広がってきた。環境省は今
月、IPCCのガイドラインに基づく2回目の算定を行い、結果を
国連に報告した。


<ジャンル別週間情報>
●日米首脳、気候変動・浮体式風力・原子力等協力合意(エネルギー・環境対策国際動向)
● 22 年度エネ需給、最終エネ消費前年度比3.3%減(エネルギー需給)
● 22 年度GHG排出・吸収量10.8 億t、2 年ぶり減少(地球温暖化対策)
●国交省、青森港と酒田港を基地港湾に指定へ(省・新エネ)
●環境省新庁舎、エネルギー消費量半減の認証取得(省・新エネ)
●東北電、電子系企業に水力100%電力の認証交付(電力・ガス)
●東電EP等、慶応湘南キャンパスにオンサイトPV(電力・ガス)
●ENEOS等、羽田空港に水素発電コジェネ導入(水素・アンモニア)
●コスモと岩谷、商用車向け水素STを給油所に(水素・アンモニア)
●東ガス、世界初ウイスキーを水素で「直火蒸溜」(水素・アンモニア)
●リチウム電池回収・再資源化でNEDOが懸賞金(資源循環)



◎海外情報コラム…米国の病院でトヨタと共同の水素燃料電池システム設置

◎我が霞が関半生I…多田明弘・前経済産業次官記

<エネ環ダイジェストリスト>
※今週は<エネ環ダイジェスト>ありません



先週の見出し

週刊「エネルギーと環境」2769/2024/4.11
今週号12ページ


第1レポート>G7の気候・エネ・環境大臣会合がイタリアで開催へ

 イタリアが今年議長国のG7 サミットが6月に開催される予定で、
その前段の「気候・エネルギー・環境」に関する大臣会合が今月28
〜30日の日程で開催される。分野共通のテーマとしては「最重要な
この10年における緊急行動」の中身が議論され、サミット首脳会議
に報告される。削減目標の上積みが焦点となりそうだ。


第2レポート>GI基金実施企業、「GXリーグ」参画求めCO2削減へ

 経済産業省は、グリーンイノベーション(GI)基金のプロジェ
クトに参画するCO2等多量排出企業に自主的な排出削減を求める
「GXリーグ」への参画を求める方針を決めた。GX経済移行債の
支援を受ける企業と同様に、GI基金に関わる企業に対しても野心
的な排出削減目標の設定と実績報告を求める。


第3レポート>CO2等算定IT企業が急成長、スコープ3対応に課題

 企業活動の温室効果ガス排出量を算定するITシステムを開発
、販売する新興企業が増えている。金融庁も東証プライム上場企業
を対象に排出量開示義務化を検討し、ビジネスが盛況となりそう
だ。だが排出量開示を求める機運ばかり先行し、問題点が置き去り
にされている状況がある。


<ジャンル別週間情報>
●水素法・CCS法と生物多様性促進法、衆院通過(法案動向)
●総務省調査、PV導入で自治体の4 割超トラブル(省・新エネ)
●環境省、ペロブスカイト政府施設導入目標設定へ(省・新エネ)
●再エネ議連事務局長に香川選出三宅参院議員就任(省・新エネ)
●東ガス・ENEOS等、選手村跡地で水素供給開始(水素・アンモニア等)
●川崎汽船とNGL、液化CO 2 海上輸送で合弁設立(CCS・CCUS)
●環境省人事(組織改正・人事異動)
●経済産業省人事(エネルギーと環境関係)(組織改正・人事異動)


◎「エネルギーと環境」2023 年度発行分の目次索引(別刷り)

◎海外情報コラム…課題が多いプエルトリコの100%クリーンエネ化

◎我が霞が関半生H…多田明弘・前経済産業次官記

<エネ環ダイジェストリスト>
※今週は<エネ環ダイジェスト>ありません



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