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秋田県自然エネルギー自治体サミット

「風と森と雪のシンフォニー」開催のお知らせ


日時:11月20日(土) 12:30〜18:00
場所:秋田市文化会館小ホール (秋田市山王7ー3ー1)
電話:018ー865ー1191

<CO2の6%削減は日本の国際公約>

 地球の温暖化が今、世界の深刻な問題となっています。一昨年の地球温暖化防止京都会議(COP3)において、各国は2010年ごろまでに二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを1990年比で大幅に削減する議定書に調印し、日本も6%削減することを国際公約として掲げました。
 この目標数値を達成するには、国民が一体となって省エネルギーに取り組むとともに、CO2などを多く発生させる石油などの化石燃料に代わる自然エネルギーに転換させていく必要があります。自然エネルギーには風力、木質バイオマス、雪、太陽光などがありますが、秋田はじめ東北地方は風、森林、雪といったエネルギー資源にきわめて恵まれています。これらの豊富なエネルギー源を活用して地球温暖化防止の一助にしようという動きが外国ばかりでなく国内でも活発になっています。

<秋田から「クリーンエネルギー宣言」発信>

 そこで、市では東北特有の自然エネルギーを活用する方途を探るため、「秋田自然エネルギー自治体サミット」を開くことにしました。すでに先駆的にこれらの自然エネルギーに取り組んでいる自治体のトップに一堂に会してもらい、エネルギーのあり方を考えたいと思います。
 今、われわれの生活の基本となっている電気、ガス、灯油、自動車のガソリンなどのエネルギーを見直すことで、市民一人ひとりが地球温暖化防止に貢献することができます。地球環境を守るにはこのように地域でそれぞれが可能なことを手がけていくことが重要です。秋田市も本年3月、地球環境の保全を目的とする環境基本条例を制定したところであり、行政と市民が一体となった行動が必要との認識からこのようなイベントを企画しました。東北から、秋田から、「クリーンエネルギー宣言」を発信し、この輪を広げていきたいと思います。多くの皆様のご参集をお待ちしております。

<プログラム>
  • 第1部
    • <基調講演>
      「地球温暖化防止に果たす自然エネルギーの役割」
        一橋大学商学部教授 栗原 史郎 氏

    • <講 演>
      「わが町の風力発電」
        北海道苫前町町長 久保田 徳満 氏

      「わが町の雪エネルギーの活用」
        新潟県安塚町町長 矢野 学 氏

      「木質バイオマスエネルギーの可能性」
        島根大学生物資源科学部教授 小池 浩一郎 氏
       

  • 第2部
    • <パネルディスカッション>
      「自然エネルギーを普及させるには何が必要か」

        第1部講演者に加え、すでに自然エネルギーに取り組んでいる自治体首長、秋田市民代表、国会議員などによる討論
      コーディネーター・栗原史郎氏

  • 第3部
    • <自然エネルギー自治体サミット>
      「地球温暖化防止に果たす自治体と市民の役割」

        北海道苫前町、新潟県上越市、同安塚町、秋田県横手市、埼玉県川越市など自治体首長による討論

      「秋田発クリーンエネルギー宣言」採択
      座長 石川錬治郎秋田市長>

  • <展示>
    • 秋田市内小学生作成の
         「リサイクルポスター展」
    • 出展企業   秋田日本電気(株)
        (株)ウインドパワー研究所 ほか
主催:秋田市    後援(予定):通産省  環境庁  秋田県  マスコミ各社  
              省エネルギー・新エネルギー普及協議会
問い合わせ:秋田市環境部環境総務課 TEL 018-863-6633 FAX 018-863-6630
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