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高市早苗首相は4月15日の会見で、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)パートナー国などアジアの首脳らとのオンライン会合を踏まえて、新たな協力枠組みとして「アジア・エネルギー・資源供給力強靭化パートナーシップ(パワー・アジア)」を立上げると発表した。
これは、緊迫する中東情勢を踏まえたもので、アジアにおける原油・石油製品等の調達やサプライチェーン維持のための融資など、緊急対応への協力に加え、アジア域内の原油備蓄日数の拡大に向けた備蓄放出制度の構築や備蓄タンクの建設・利用の協力などを具体化する。また重要鉱物の確保、バイオ燃料といったエネルギー源の多様化、省エネへの取組を通じた産業の高度化など、構造的対応に必要となる金融面での協力などを行う。
今回の金融面での協力の総額は約100億ドルを想定。これはアジア諸国の原油や石油製品の調達に換算すると最大約12億バレル、ASEAN諸国の約1年分の原油輸入量に相当すると指摘した。これに対して会合に参加したフィリピン、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、東ティモール、バングラデシュ、韓国などからは賛同の意が示されたという。
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