直嶋正行経済産業相は23日、同省の幹部級を含む課長以上の人事異動を固め、一部を発表した。局長以上の幹部級は閣議の了承を求めた。また、一般の課長クラスの異動は30日に公表する予定。いずれも発令は今月30日付け。幹部級は望月晴文次官が勇退、後任に昭和49年入省の松永和夫産業政策局長が昇格。松永氏の後任には52年入省の安達健祐官房長が回り、その後釜には再生可能エネギー分野等の産業振興や固定買取制度導入で奔走する上田隆之大臣官房総括審議官を充てた。
また、エネルギー産業の構造改革などで注目されていた資源エネルギー長官は石田徹氏の留任となり、次長には本部和彦氏に代わって木村雅昭資源・燃料部長が横滑りした。さらに、環境省と没交渉になっていた産業技術環境局長には霞ヶ関の局長就任で最も早いとみられる56年入省の菅原郁郎政策評価審議官が抜擢された。
一方で、今回の幹部級異動には特許庁で発覚した汚職事件が反映されていないという見方もあり、場合によっては再度の幹部異動がありそうだ。
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